英国での乗り継ぎとETA

英国での乗り継ぎにETAは必要?

英国の空港で入国審査を通らずに乗り継ぐ(エアサイド乗り継ぎ)場合、現時点でETAは不要です。一方、預け荷物を受け取る、空港の外に出る、別の空港へ移動するなど、英国の入国審査を通る場合はETA(20ポンド)が必要です。

最終確認日:2026年9月24日 · 出典:GOV.UK ほか

要点

入国審査なし空港内での乗り継ぎは、現時点でETA不要です

入国審査あり荷物の受け取り、空港外への外出、空港の移動ではETAが必要です

ヒースロー・マンチェスター英国内務省の資料が「現時点で」エアサイド乗り継ぎができる空港として挙げています

20ポンド乗り継ぎのためのETAも同じ料金で、2年間有効です

最大3営業日審査期間の目安。空港で急に申請しても間に合わない場合があります

公式ルール:ポイントは「入国審査を通るかどうか」

英国政府は、英国の空港で乗り継ぐ際に入国審査(ボーダーコントロール)を通らない場合はETAが不要だと案内しています(出典:GOV.UK「When you do not need an ETA」)。英国内務省が2026年4月に公表した資料では、このエアサイド乗り継ぎが現時点で(currently)可能な空港としてロンドン・ヒースロー空港とマンチェスター空港が挙げられています(出典:Home Office ETA factsheet, April 2026)。

反対に、預け荷物の受け取りや空港の外に出るなどで入国審査を通る場合は、滞在時間が短くてもETAが必要です(出典:GOV.UK、GOV.UK ビザ・ETA要否チェック(日本・乗り継ぎ))。外務省も、英国に入国した上で乗り継ぐ場合はETAが必要だと案内しています(出典:外務省 海外安全ホームページ)。

「現時点で」という表現のとおり、エアサイド乗り継ぎの扱いは今後変更される可能性があります。旅行のたびにGOV.UKの最新情報を確認し、ご自身の乗り継ぎが入国審査を通るかどうかは利用する航空会社に確認してください。

エアサイドとランドサイドの違い

区分どんな乗り継ぎかETA
エアサイド乗り継ぎ到着後、入国審査を通らずに空港内の乗り継ぎエリアから次の便に搭乗する現時点で不要
ランドサイド乗り継ぎ入国審査を通って英国に入国してから、次の便に搭乗する(荷物の受け取り・再預け、空港外への外出、別の空港への移動など)必要

状況別の判定表

状況入国審査ETA
通しの航空券で、荷物は最終目的地まで預けたまま。ヒースロー空港内で乗り継ぐ通らない現時点で不要(航空会社に要確認)
通しの航空券で、マンチェスター空港内で乗り継ぐ通らない現時点で不要(航空会社に要確認)
ヒースロー空港に到着し、ガトウィック空港など別の空港から出発する通る必要
別々に購入した航空券で、預け荷物をいったん受け取って預け直す通常は通る必要
乗り継ぎ時間を使ってロンドン市内に出る通る必要
次の便が翌日以降で、空港外のホテルに泊まる通る必要
遅延・欠航で航空会社が手配した空港外のホテルに泊まる通る必要
英国の国内線(エディンバラ行きなど)に乗り継ぐ通常は通る必要
その他の英国の空港で乗り継ぐ空港・便による航空会社に確認し、申請を検討
表は上記の公式ルールに基づく一般的な整理です。実際の動線は航空会社・空港にご確認ください。

念のためETAを取っておきたいケース

エアサイド乗り継ぎの予定でも、遅延や欠航で空港の外に出ることになれば、その時点でETAが必要になります。審査は通常1日以内ですが最大3営業日かかることがあり、到着してから申請しても間に合わない可能性があります。ETAは2年間(またはパスポートの有効期限まで)何度でも使えるため、次のような場合は出発前の取得を検討するとよいでしょう。

  • 乗り継ぎ時間が短く、乗り遅れの心配がある
  • 冬季など、天候による遅延・欠航が起きやすい時期に移動する
  • 航空券を別々に購入しており、乗り継ぎを航空会社が保証しない
  • 小さなお子さま連れで、万一のときに空港外のホテルへ移動できるようにしておきたい
  • ヒースロー・マンチェスター以外の英国の空港で乗り継ぐ
  • 帰りの便で英国に立ち寄る予定がある

航空会社に確認するときのポイント

  1. 航空券が通し(1枚の予約)になっているかを予約確認書で確認します。
  2. 預け荷物が最終目的地までスルーで運ばれるかを確認します。
  3. 乗り継ぎ空港で入国審査を通るかどうかを航空会社に確認します。
  4. 行きと帰りの両方の乗り継ぎを確認します。どちらか一方でも入国審査を通るならETAが必要です。
  5. ETAを申請した場合は、申請に使ったパスポートでチェックインします。

アイルランドを経由する場合

ETAはアイルランドへの入国には使えません。アイルランドには独自のルールがあります。また、ETAが不要となるのはアイルランドに居住している人がアイルランド(またはガーンジー、ジャージー、マン島)から英国へ向かう場合です(出典:GOV.UK)。アイルランドに住んでいない日本人旅行者がアイルランドから英国に入る場合は、陸路で北アイルランドに入る場合も含めてETAが必要と考えてください。

最終目的地の入国条件も確認を

英国の乗り継ぎルールは英国に関するものだけです。英国を経由して第三国へ向かう場合は、その国の入国条件(ビザや電子渡航認証など)を別途確認してください。

乗り継ぎとETAに関するよくある質問

ヒースロー空港で乗り継ぐだけでもETAは必要ですか?

入国審査を通らずに空港内で乗り継ぐ場合、現時点でETAは不要です(GOV.UK)。預け荷物を受け取る場合や空港の外に出る場合はETAが必要です。

ヒースロー空港でターミナルを移動する場合はどうなりますか?

判断の基準はターミナルではなく、入国審査を通るかどうかです。移動経路が入国審査を通る場合はETAが必要になるため、利用する航空会社に確認してください。

乗り継ぎ時間が数時間だけでも、市内に出るならETAは必要ですか?

必要です。滞在時間の長さではなく、入国審査を通って英国に入国するかどうかで決まります。

遅延で乗り継ぎに失敗したら、空港でETAを申請できますか?

申請自体はアプリやGOV.UKから行えますが、審査に最大3営業日かかることがあります。乗り継ぎに不安がある場合は、出発前に取得しておくと安心です。

乗り継ぎのためだけにETAを取得してもよいですか?

はい。英国政府は乗り継ぎをETAで認められる目的の一つとしています(GOV.UK)。取得したETAは有効期間内であれば観光などの入国にも使えます。

エアサイド乗り継ぎのルールは今後変わりますか?

英国内務省の資料は「現時点で」という表現を使っており、変更の可能性があります。本サイトの最新情報ページとGOV.UKで、旅行前に最新の状況を確認してください。

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ETA診断

質問に答えて、ご自身にETAが必要かを確認できます。

ETAが必要な人・不要な人

重国籍やビザ保有者など、例外のルールを整理しています。

日本からイギリスへの直行便

羽田〜ヒースローの直行便と到着後の流れ。

ETAの申請方法

アプリとGOV.UKでの申請手順。

最新情報

ETA制度の変更履歴をまとめています。

最終更新:2026年9月24日

本サイトは英国政府の公式サイトではありません。申請は公式サイト(GOV.UK)またはUK ETAアプリから行ってください。