ETAが必要な人・不要な人

イギリスETAが必要な人・不要な人:日本国籍の方のケース別一覧

観光・出張・乗り継ぎ・二重国籍・アイルランド在住など、ケースごとにETAが必要かどうかを、GOV.UKの「ETAが不要な人」の記載と外務省の案内をもとに一覧にしました。

最終確認日:2026年9月24日 · 出典:GOV.UK ほか

日本国籍の方が観光・出張・家族訪問・短期留学などでイギリスに6か月以内滞在する場合、英国のビザを持っていなければ、年齢に関係なくETA(20ポンド)が必要です。英国・アイルランドとの二重国籍の方や、英国のビザ・在留許可を持つ方などは不要です。

要点

  • ビザを持たない日本国籍の短期渡航者は、赤ちゃんを含め全員ETAが必要です。
  • 英国またはアイルランドの国籍も持つ方は、ETAを取得できません。英国・アイルランドのパスポートで渡航します。
  • 入国審査を通らない空港内の乗り継ぎは、現時点ではETA不要です。
  • アイルランドから英国へ移動する場合、ETAが不要なのはアイルランドに住んでいる方だけです。
  • 犯罪歴がある方は、ETAではなくStandard Visitor visa(135ポンド)の検討がGOV.UKで勧められています。

ETAが必要な人・不要な人の一覧

GOV.UKの「When you do not need an ETA」と外務省の海外安全ホームページをもとに、日本国籍の方に関係するケースをまとめました。

ケースETA補足
観光・休暇で6か月以内の滞在必要赤ちゃん・子どもも1人1件
商談・会議などの短期出張必要英国での就労はできません
家族・友人の訪問必要-
6か月以内の短期留学・語学留学必要6か月を超える場合は学生ビザ
ジャージー、ガーンジー、マン島への渡航必要ETAの対象地域に含まれます
英国で入国審査を通る乗り継ぎ必要荷物の受け取り、空港の外に出る場合など
英国の空港で入国審査を通らない乗り継ぎ不要(現時点)航空会社にも確認を
英国のビザを持っている不要ビザで渡航します
英国で生活・就労・就学する許可がある不要settled / pre-settled statusなどを含む
日本と英国の二重国籍取得不可英国のパスポートで渡航
日本とアイルランドの二重国籍取得不可アイルランドのパスポートで渡航
アイルランド在住で、アイルランドなどから英国へ移動不要16歳以上はアイルランドの身分証明書が必要
アイルランドに住んでいない旅行者がアイルランドから英国へ移動必要下記の解説を参照
6か月を超える滞在、就労、英国での結婚ETAでは不可目的に合ったビザが必要

自分がどれに当てはまるかわからない場合は、質問に答えるだけで確認できる「ETA診断」もご利用ください。

日本と英国・アイルランドの二重国籍の方

英国またはアイルランドの国籍を持っている方は、ほかの国籍を持っていてもETAを申請できません(GOV.UK)。

  • 英国籍もお持ちの方:英国のパスポートで渡航します。英国以外のパスポートで渡航する場合は、居住権証明(certificate of entitlement)が必要です。
  • アイルランド国籍もお持ちの方:アイルランドのパスポートで渡航します。

外務省の海外安全ホームページでも、二重国籍の方の扱いについて注記で案内しています(外務省)。日本の国籍に関する手続きについては、日本の関係機関にご確認ください。

BN(O)・BOTCパスポートをお持ちの方

英国海外国民(BN(O))パスポートや、英国海外領土市民(BOTC)パスポートで渡航する方は、ETAが不要です(GOV.UK)。日本のパスポートで渡航する場合は、通常どおりETAの要否を確認してください。

アイルランド在住の方と、アイルランドから英国へ行く旅行者

GOV.UKは、アイルランドに住んでいる方が、アイルランド、ガーンジー、ジャージー、マン島から英国へ移動する場合はETAが不要だとしています。この場合、16歳以上の方は、有効なアイルランドの身分証明書の原本を持っている必要があります(GOV.UK)。

認められている書類には、アイルランドの運転免許証、仮免許(learner permit)、医療カード(medical card)、GP visit card、欧州健康保険カード(EHIC)、アイルランドの在留許可(Irish Residence Permit)、永住許可証(Permanent Residence Certificate)、National Age Card、外交官IDなどがあります。16歳未満の方は書類が不要です。

アイルランド観光のついでに英国へ行く場合

この例外はアイルランドに住んでいる方のためのものです。日本からの旅行者がダブリンなどに滞在したあと英国へ移動する場合は、GOV.UKの記載から判断すると、飛行機でも北アイルランドの陸路の国境でもETAが必要です。

なお、ETAはアイルランドへの入国には使えません。アイルランドへの入国はアイルランドのルールに従います。

乗り継ぎ(トランジット)の場合

英国の空港で入国審査を通らずに国際線から国際線へ乗り継ぐ場合、現時点ではETAは不要です(GOV.UK)。英国内務省の2026年4月のファクトシートは、この取り扱いが「現在(currently)」ヒースロー空港とマンチェスター空港で適用されているとしています(Home Office)。

一方、預けた荷物をいったん受け取る場合や空港の外に出る場合など、入国審査を通るときはETAが必要です(GOV.UK)。取り扱いは変わる可能性があるため、利用する航空会社にも必ず確認してください。詳しくは「英国での乗り継ぎとETA」をご覧ください。

ETAではなくビザが必要なケース

ETAで認められるのは、6か月以内の観光、家族・友人の訪問、出張、短期留学などです。次のような場合は、目的に合ったビザが必要です(GOV.UK、外務省)。

目的必要なもの
6か月を超える留学学生ビザ
ワーキングホリデー(ユース・モビリティ・スキーム)該当するビザ
英国での就労(有給・無給を問わない)就労ビザ
英国での結婚・シビルパートナーシップの登録Marriage Visitor visa

また、日本国籍の方が観光で渡航する場合、GOV.UKの判定ツールは「ETAまたはStandard Visitor visa(標準訪問ビザ)」と案内しています(GOV.UK)。一般的な旅行であればETAで足りますが、次の項目に当てはまる方はビザを検討してください。ETAとビザの違いは「英国ETAとは?」で比較しています。

犯罪歴がある方・過去に入国を拒否された方

ETAの申請では、有罪判決を受けたことがあるかどうか、ある場合は罪の種類、日付、刑の内容を回答します(GOV.UK)。

GOV.UKは、犯罪歴がある方や、過去に英国への入国を拒否されたことがある方に対し、ETAではなくStandard Visitor visa(標準訪問ビザ)の申請を検討するよう案内しています(GOV.UK)。標準訪問ビザの申請料は135ポンドです(Home Office)。判断に迷う場合は、GOV.UKの案内を確認のうえ、必要に応じて専門家にご相談ください。

ETAの要否に関するよくある質問

日本人は短期の観光でもETAが必要ですか?

はい。ビザを持っていない日本国籍の方は、1日だけの観光でもETAが必要です。申請方法はETAの申請方法をご覧ください。

赤ちゃんにもETAは必要ですか?

必要です。年齢に関係なく1人1件のETAが必要で、料金も同じ20ポンドです。詳しくは子ども・赤ちゃんのETAをご覧ください。

英国の学生ビザを持っていればETAは不要ですか?

はい。英国のビザや、英国で生活・就労・就学する許可を持っている方はETAが不要です(GOV.UK)。

ダブリンからロンドンへ飛行機で移動します。ETAは必要ですか?

アイルランドに住んでいない旅行者であれば、ETAが必要です。ETAが不要になるのは、アイルランドに住んでいて、アイルランドなどから英国へ移動する方です。

パリからユーロスターでロンドンへ行く場合もETAは必要ですか?

必要です。ETAは飛行機に限らず、英国へ渡航する日本国籍の方に求められます。周遊旅行の注意点はETAとETIASの違いでも解説しています。

参考資料(一次情報)

本サイトは英国政府の公式サイトではありません。申請は公式サイト(GOV.UK)またはUK ETAアプリから行ってください。当サイトはチェコ共和国の民間企業が運営する非公式の情報サイトで、英国政府・日本政府とは関係がなく、申請の代行も行っていません。ETAはご本人がGOV.UK(gov.uk/eta/apply)または公式アプリ「UK ETA」から20ポンドで申請できます。掲載内容は一般的な情報であり、法律・入国管理に関する助言ではありません。制度は変更されることがあるため、渡航前に必ずGOV.UKと在英国日本国大使館の最新情報をご確認ください。運営者情報・免責事項